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-ANGIE-

興味をもった数学の問題を解いてます。

Mathematicsはギリシャ語「μάθημα」が語源でその意味は、「学ぶべきこと」です。

だから、本当は「数学」は誤訳です。この「数学」という誤訳のために、日本の「Mathematics教育」は、「数の学問」に成り下がり、計算問題重視の国定教科書で教えられた多くの日本人は、数学が嫌いになってしまいました。

本当は、「学ぶべきこと」だから、誰もが身につけなればいけないことのはず。保守主義が台頭してきた現代風な言い方をすればMathematicsの意訳は「修身」かな?

「修身」の授業は、何よりも優先して、かつての日本の学校でやられてきたからね。


こんな言葉があります。

π(パイ)が無理数であると知ったところで何の役にも立たないだろうが、知ることができるのに知らないでいるなんて耐えられないではないか

――E.C.ティッチマーシュ

『フェルマーの最終定理』サイモン・シン著,p193

E.C.ティッチマーシュという数学者の言葉です。

みなさん、「役に立たない」数学を学び、その楽しさを味わってください。役にたたないことをやることこそ、楽しいことはない。